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熊本市がん情報センター
   - 目次 -
   ○ 熊本のがん医療
  がん診療連携拠点病院で行われるがん医療について
  セカンドオピニオン
   ○ それぞれのがん診療連携拠点病院の特色を取材しました
  がんについて相談するには
  熊本市がんサポートセンター がん相談ホットライン 
  がんに関する情報を調べるには
   ○ がんサロン
  「私のカルテ」(地域連携クリティカルパス)
   ○ 緩和ケアと在宅医療
  がんの状況について
   ○ がんを予防する
   ○ がん検診を受ける
   ○ がんに関する保健統計
   ○ 熊本県・国の取り組み

熊本のがん医療

 熊本市及び県内には、がん診療連携拠点病院として国が指定する8病院とともに、県が指定する10病院の合わせて18病院が整備されています。
 このような病院では、がんの治療だけでなく、地域のがん診療の連携協力体制の構築、がん患者に対する相談支援及び情報提供等を行っています。
がん診療連携拠点病院
 ○  都道府県がん診療連携拠点病院(国指定)
   都道府県に1ヵ所、厚生労働大臣が指定し、地域の拠点病院に対し、医療従事者を対象とした研修の実施や情報提供、症例相談や支援等を行う病院です。熊本県では、熊本大学医学部附属病院が指定されています。
 ○  地域がん診療連携拠点病院(国指定)
    地域の医療機関と緊密な連携を図り、研修や情報提供を行うことにより、地域全体におけるがん医療水準の向上に質するため、診療・研修・情報提供体制の確保されている病院を厚生労働大臣が指定します。
 これにより、全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるようなります。現在、全国356ヵ所の病院が指定されています(平成26年8月6日現在)。
 ○  熊本県指定がん診療連携拠点病院(県指定)
   地域におけるがん診療水準の更なる向上を目的として、県民の適切な医療機関の選択を支援する、県独自のがん拠点病院を指定しています。

熊本県がん診療連携拠点病院について
がん診療連携拠点病院等の一覧表(平成26年8月6日現在)
新たながん診療提供体制の概要
「がん診療連携拠点病院等の整備について」(厚生労働省健康局長通知)
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がん診療連携拠点病院で行われるがん医療について

熊本市内のがん診療連携拠点病院の【専門とするがん】一覧
 ○:専門とするがん  △:専門としていないが診療可能ながん  ×:診療を実施していないがん
    都道府県がん診
療連携拠点病院 地域がん診療
連携拠点病院
熊本県指定がん
診療連携拠点病院
    熊本大学医学部附属病院 熊本医療センター
※1
済生会熊本病院  熊本市民病院  熊本赤十字病院 熊本地域医療センター  くまもと森都総合病院 高野病院  熊本中央病院





1肺がん 
2胃がん
3大腸がん
4肝がん
5乳がん





6脳腫瘍 × ×
7脊髄腫瘍 × × × ×
8目・眼窩腫瘍 × × ×
9口腔がん × × × × ×
10咽頭・喉頭がん × × × × ×
11甲状腺がん × ×
1肺がん
5乳がん
12縦隔腫瘍 ×
13中皮腫 ×



14食道がん
2胃がん
15十二指腸・小腸がん
3大腸がん
16GIST


4肝がん
17胆管・胆のうがん
18膵がん

尿

19腎がん × ×
20腎盂・尿管がん × ×
21膀胱がん × ×
22副腎腫瘍 ×


23前立腺がん × ×
24精巣がん × ×
25その他男性のがん × × ×


5乳がん
26子宮頸・子宮体がん × ×
27卵巣がん × ×
28その他女性のがん × × ×

皮 
29皮膚のがん × ×
30骨・軟部組織腫瘍 × × × ×

31血液・リンパのがん × × ×


32後腹膜・腹膜腫瘍
33性腺外胚細胞腫 × × ×
34原発不明がん

35小児脳腫瘍 × × × × × ×
36小児眼・眼窩腫瘍 × × × × × × ×
37小児悪性骨軟部腫瘍 × × × × × × ×
38その他小児固形腫瘍 × × × × × ×
39小児血液腫瘍 × × × × × ×
  40その他の疾患




  
先進医療   × × × × × ×
臨床試験・治験    
相談支援の設置
セカンドオピニオンの対応
緩和ケア病棟の設置 × × × × ×
    熊本大学医学部附属病院 熊本医療センター
※1
済生会熊本病院  熊本市民病院  熊本赤十字病院 熊本地域医療センター  くまもと森都総合病院 高野病院  熊本中央病院
※1 熊本医療センター:独立行政法人国立病院機構熊本医療センター
※【専門とするがん】とは、集学的治療及び緩和ケアを提供する体制が整備されているとともに、各学会の診療ガイドラインに準ずる標準的治療等のがん患者の状態に応じた適切な治療を提供できる体制が整備されているをがんをいいます。
※ここで表示しているデータは、各拠点病院から熊本県に報告された「拠点病院現況報告」の情報から抽出していますので、現在の内容と異なる部分があります。
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セカンドオピニオン

 患者さん自身が病気への理解を深めて、適切な治療を選択するために、主治医以外の医師に意見を聞き、治療を受けていく判断材料として情報を収集することをセカンドオピニオンといいます。
 拠点病院にはセカンドオピニオン窓口が設置されている所も多く、次のようなことを行います。
(1)診断の確認
(2)治療方針の確認
(3)その他の治療方法の確認とその根拠を聞くための医師の紹介

がんに対する、セカンドオピニオンに対応する医療機関を探すには
 各がん診療連携拠点病院の「がん疾患セカンドオピニオン対応状況」一覧

セカンドオピニオンについて
 国立がん研究センターがん対策情報センターHP(セカンド・オピニオン、紹介状についてのQ&A)を参照下さい。
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それぞれのがん診療連携拠点病院の特色を取材しました

 9ヶ所のがん診療連携拠点病院を訪ね、「各病院で行われるがん医療の特色」について取材しました。
病院 取材動画  がん診療拠点病院としての病院からのメッセージ 
済生会熊本病院  
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当院のがん診療連携拠点病院としてのビジョンはガイドライン等による標準的治療の推進、低侵襲治療の提供、多様な治療検査選択肢の提示、患者参加型医療の普及、地域医療連携です。現在は胸腔、腹腔鏡手術、放射線治療、外来化学療法に力を入れております。診断治療決定に問題のある症例は外科系、腫瘍内科、放射線治療科等の専門家による「キャンサーボード」によって十分に検討し、最善の治療を行うよう努めております。
熊本大学医学部附属病院
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本院は、都道府県がん診療連携拠点病院として、専門的ながん医療を行う医師、看護師、薬剤師等を対象にした研修の実施ならびに地域がん診療連携拠点病院等に対する情報提供、症例相談や診療支援など、熊本県の中心的ながん診療連携機能を担うことをも要求されておりますが、本院の理念に基づき、信頼されるがん医療の提供および高度ながん医療の開発推進等に取り組み、地域の福祉と健康に貢献するため、これからも努力していきたいと思います。
国立病院機構熊本医療センター 取材中 当院は、平成20年2月に「地域がん診療連携拠点病院」として指定を受けました。今後更により質の高いがん診療が行えるよう、がん診療専門スタッフのさらなる育成、最新のがん診療医療設備の充実とともに高度先進医療への取り組みなど、病院をあげて取り組んで参ります。
熊本市民病院 取材中 すべてのがんについて、手術、放射線療法および化学療法を効果的に組み合わせた集学的治療の提供、特に診療ガイドラインに準ずる標準的治療等がん患者の状態に応じた適切な治療を提供しています。さらに、クリティカルパスの整備、キャンサーボードの開催を行っています。
熊本赤十字病院  取材中 当院の基本方針の一つの「がん診療を中心に診療の専門性を高め、心の通いあう医療を実践します。」に基づき、がん患者さんとそのご家族と一緒に、診断・治療(手術・化学療法・放射線治療)・緩和等複数の領域の専門家、医師・看護師・薬剤師・MSW等多職種のスタッフがチームを組んで、最善の治療を提供することにつとめます。地域の医療機関と連携して、患者さんとそのご家族が安心して『がん生活』を送ることができるように支えてまいります。
熊本地域医療センター
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「がん診療」は当院のセールスポイントの一つです。中でも、膵臓がんの診療に力をいれております。手術数は九州内の全病院中第3位(平成23年)です。九州内はもとより大阪や外国からも患者さんが来られています。残念ながら、手術を行ってもすべての方を治癒に導くことはできませんので、再発が起こった場合や再発が制御できない場合の治療も重要です。当院は緩和ケア病棟も充実しております。「コンティニュアス・ケア(一貫治療)」をポリシーとして、再発したとしても、最後まで責任を持って良質な治療を継続してまいります。
くまもと森都総合病院
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当院では、5大癌以外で症例が多い血液がん、皮膚がん等についても、がんと診断が確定した時点から、ご本人、ご家族と十分な話し合いを行い、集学的に治療方針を立て、診断から治療まで全てを当院で完結できる体制を構築しております。特に、肝臓がんにつきましては、肝臓病高次専門施設の認定を受け、中核病院として他医療機関と連携のもと行っております。また、疼痛緩和が望まれる患者様に対しては、多職種のスタッフがチーム医療として緩和医療に積極的に取り組んでおります。
高野病院  
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大腸・肛門専門病院として、日本がん治療認定医機構暫定教育医2名・認定医7名、日本外科学会指導医2名・専門医14名、日本消化器外科学会指導医1名・専門医4名、日本大腸肛門病学会指導医5名・専門医10名、日本消化器内視鏡学会指導医3名・専門医7名、日本心身医学会指導医2名、日本消化器検診学会指導医1名、日本総合健診医学会指導医1名、日本プライマリケア学会指導医1名、他多くの学会認定専門医と共に、がん化学療法認定看護師1名、皮膚・排泄ケア認定看護師2名を含む専門的研鑽を積んだ多くの専門職によりチーム医療を展開しています。がんのリハビリテーションにも注力し成果を挙げています。緩和ケアは一般病棟で対応中で、新築時病棟新設を計画しています。
熊本中央病院  取材中 当院は、平成22年8月に「熊本県指定がん診療連携拠点病院」に指定されました。これまでも地域の中核病院としてがん診療の一翼を担ってきましたが、今後は手術を行う外科系、化学療法等を行う内科系、緩和ケアという役割分担を明確にするとともに、診断・治療・手術・緩和医療までを総合的に提供できる診療体制の強化に努めてまいります。

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がんについて相談するには

 がん診療連携拠点病院や熊本市保健所では、相談支援センターを設け、がんに関する相談を受けています。がんに関する様々な不安や疑問がありましたら、遠慮なく相談してみて下さい。
○がん診療連携拠点病院のがん相談支援センター一覧
病院 相談支援センターの名称等 入口写真 対応曜日・時間 
熊本大学医学部附属病院 がん相談支援センター
TEL:096-373-5676
   月~金曜日
8時30分~17時15分
国立病院機構熊本医療センター 地域医療連携室相談支援センター
TEL:096-353-6501
   月~金曜日
8時30分~17時15分
済生会熊本病院 相談支援センター/がん相談コーナー
TEL:096-351-8524
   月~金曜日
9時~16時
熊本市民病院 がん相談支援センター(地域連携室内)
TEL:096-365-1864
   月~金曜日
8時30分~17時15分
熊本赤十字病院 がん相談支援センター
TEL:096-384-2111
(内線6800、6870)
   月~金曜日
8時30分~17時
熊本地域医療センター がん相談支援室(がん相談支援センター)
 TEL:096-363-3311
   月~金曜日
9時~16時
くまもと森都総合病院  地域医療連携室
TEL:096-364-6000
(内線2130)
   月~金曜日
8時30分~17時
高野病院 地域医療連携部
 TEL:096-384-1011
   月~金曜 9時~17時
土曜日 9時~12時
熊本中央病院 相談支援室
TEL:096-370-3111
(内線2232)
   月~金曜日
9時~16時
 熊本市保健所  がん相談ホットライン
TEL:096-364-3355
   月曜・木曜
9時30分~15時30分
(※12時~13時除く)

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熊本市がんサポートセンター がん相談ホットライン 

熊本市保健所に「がん相談ホットライン」を開設しています。
 熊本市では、国民の2人に1人はかかるといわれている「がん」について、患者やその家族からの相談やがんに関する情報提供等、患者やそのご家族のQOL(生活の質)の向上に向けた支援体制づくりの検討を進めてまいりました。このたび、がんに関する様々な不安や疑問に関する相談等に対応する「がんサポートセンター」がん相談ホットラインを下記のとおり開設しましたので、ご利用ください。 
 記
 1 名称  「がんサポートセンター」がん相談ホットライン
 2 開設日  平成25年7月1日(月)
 3 相談対応日時  月曜及び木曜(祝日・年末年始は除く)の9時30分~12時、13時~15時30分
 4 相談対象  がん患者やその家族など
 5 相談方法  電話や来所(無料、予約不要)
 6 電話番号  096-364-3355(みなさんここへ)
 7 相談場所  ウェルパルくまもと4階 熊本市保健所医療政策課内(熊本市中央区大江5-1-1)
 8 相談対応  看護師、社会福祉士、がん体験者
 ※ただし、がんの治療法などに関する医療相談ではありませんのでご注意ください。 
<がん相談ホットラインのパンフレット>
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がんに関する情報を調べるには

がんやがん診療連携拠点病院について調べる
「国立がん研究センターがん対策情報センター」が運営する「がん情報サービス」では、一般的ながん情報をはじめ、がん専門病院に関する情報や、がん患者やその家族の生活を支援する情報の提供を行っています。
  胃がん 
  大腸がん
  肺がん
  肝がん
  乳がん
  その他のがん

がんについてビデオで調べる
「NPO法人キャンサーネットジャパン」が運営する「キャンサーチャンネル」では、がんに関する情報をビデオ動画で配信しています。
  胃がん 
  大腸がん
  肺がん
  肝がん
  乳がん
  その他のがん

診療ガイドライン(一般、標準的な診療方法)等について調べる
「公益財団法人日本医療機能評価機構」が運営する「医療情報サービスminds」は、厚生労働省委託事業(EBM(根拠に基づく医療))普及推進事業)として、患者と医療者の双方を支援するため、診療ガイドラインと関連情報を提供しています。

参考情報として活用して下さい。
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がんサロン

 がんサロンでは、がん患者とその家族が安心して治療を受けながら、自分らしく生きるための環境作りに役立つよう、情報交換や意見交換などが行われています。
 現在、熊本県下には、がん診療連携病院や個人の自宅などに、20ヶ所以上のがんサロンがあります。
 問い合わせ先は、サロン一覧をご確認ください。
熊本県内のがんサロン一覧
サロン名  開催日  場所
1) 熊本がんサロン 毎月第3火曜日
10:00~12:00
熊本大学医学部附属病院内
西病棟3階カンファレンス室
2) 玉名がんサロン(休止中) 毎月第3木曜日
11:00~13:00
「もちの木」
玉名市岱明町下前原
3) 金峰山がんサロン 毎月第2水曜日
11:00~14:00
熊本市西区河内町岳
4) 八代がんサロン 毎月第2水曜日
13:00~15:00
熊本労災病院
5) 湖東がんサロン 毎月第4火曜日
14:00~16:00
熊本市立熊本市民病院
新館4階 会議室
6) 済生会がんサロン 毎月第1水曜日
13:30~
済生会熊本病院
7) 二の丸がんサロン 毎月第1金曜日
13:00~15:00
国立病院機構
熊本医療センター2階研修室
8) くま川がんサロン 毎月第3水曜日
13:00~15:00
人吉医療センター
多目的室
9) 長嶺がんサロン 毎月第4水曜日
10:00~12:00
熊本赤十字病院
8階 がん相談支援センター
10) 菊池がんサロン 毎月5日
10:00~12:00
菊池市七城町山崎
11) 上天草がんサロン 毎月第4金曜日
13:30~15:00
上天草総合病院
12) 産山がんサロン 不定期
(2ヶ月に1回程度)
産山村高齢者支援センター
13) 新屋敷がんサロン 毎月第2火曜日
14:00~16:00
くまもと森都総合病院
西棟3階多目的室
14) 有明がんサロン 毎月第3火曜日
13:00~15:00
西原クリニック先
ログハウス
15) みふねがんサロン 毎月第4金曜日
10:00~12:00
御船町保養センター 
2F研修室
16) 帯山がんサロン 毎月第2土曜日
13:30~15:30
高野病院
17) がんサロン再春 毎月第3木曜日
13:30~15:30
熊本再春荘病院 
研修センター内
18) くまちゅうがんサロン 毎月第2金曜日
13:00~15:00
熊本中央病院
19) 働き&子育て世代のためのがんサロン 毎月第3土曜日
14:00~16:00
ウェルパルくまもと
(平成28年度は、場所を変更して開催しています。)
20) 出水南がんサロン 毎月第3木曜日
19:00~21:00
熊本市中央区出水
21) 荒尾がんサロン 毎月第2火曜日
13:00~14:00
荒尾市民病院 正面玄関右横「けやき」
22)  がんサロン宇城 毎月第3金曜日
15:00~16:00
熊本南病院2病棟 がんサロン室
23)  天草がんサロン 毎月第3水曜日
13:00~15:00
天草中央総合病院 
 24)  山鹿がんサロン  偶数月第1土曜日
10:00~11:30
 山鹿市民医療センター
 25) 水俣がんサロン   毎月1回 (不定期)
15:00~2時間程度
 国保水俣市立総合医療センター
 26) グリーフケアサロン  奇数月第4土曜日
10:00~12:00
 連絡先)熊本大学医学部附属病院 
 がん相談支援センター
【がんサロンカレンダー】
(※「がんサロンネットワーク熊本」からの情報に基づきカレンダーを作成しております。開催日が祝日などで変更される場合もあります。開催に関する確実な情報は各サロンにご確認下さい。)

●『働き&子育て世代のためのがんサロン』の開催について
 がん診療連携拠点病院で開催される「がんサロン」は、平日の昼間に開催されることが多いため、参加することが難しい、主に20~40歳代の就労中及び子育て世代の患者さんとご家族の方を対象として、「働き&子育て世代のためのがんサロン」をウェルパルくまもとで、毎月1回開催しています。
○場   所   ウェルパルくまもと 1階 会議室(熊本市中央区大江5丁目1番1号)
  ※平成28年度中は、震災の影響で場所を変更していますので、お問い合わせください。
○内   容   体験談と交流会
○開 催 日   毎月第3土曜日 14:00~16:00
○問い合わせ   熊本市保健所 医療政策課 096-364-3186
 第一回開催(平成24年4月)に関する、熊本日日新聞社医療QQの記事
  ※ がんサロンとは
   がんの患者どうしやその家族が交流できる場所です。同じ立場や同じ経験をした人と、不安を語り合い、共有することで、孤独感が和らいだり、お互いに助け合い、励まし合うことで、前向きになることができたりすると言われています。また、病気に対する理解を深めたり、具体的な情報を得たりすることは、治療法の選択をする場合に大きな役割を果たします。

●難病・疾病のある方の集い「ボチボチの会」を開催しています。
 交流会をとおして仲間をつくり、病気と上手に付き合っていくヒントを得ませんか。
 難病、難治性疾患を持つ本人やご家族の方が、日常生活や療養上のこと、仕事のこと、日ごろの思いを語り合う自由な情報交換の場です。是非ご参加下さい。
○開 催 日   原則、奇数月の第2日曜日 14:00~16:00(変更になることがあります。)
○場   所   ウェルパルくまもと1階 大会議室
  ※平成28年度中は、震災の影響で場所を変更していますので、お問い合わせください。
○内   容   交流会など
○対 象 者   難治性の疾病のある方とその家族、関係者、市難病疾病友の会「ボチボチの会」会員
(問い合せ 熊本市保健所医療政策課 ℡364-3186)
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「私のカルテ」(地域連携クリティカルパス)

地域連携クリティカルパス
 クリティカルパスとは、良質な医療を効率的、かつ安全、適正に提供するための手段として開発された診療計画表です。
 地域連携クリティカルパスは、地域内で各医療機関が共有する各患者に対する治療開始から終了までの全体的な治療計画(急性期病院→回復期病院→自宅 かかりつけ医)医療連携の地域完結型医療を実現するものです。
 熊本県では、がんの地域連携クリティカルパスに患者さん自身の情報を加えた「私のカルテ」の普及を推進しています。
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緩和ケアと在宅医療

緩和ケアについて
 現在では、がんが進行した時期だけではなく、診断や治療と並行して行われ、痛みや吐き気、食欲不振、だるさ、気分の落ち込み、孤独感、自分らしさを保つことや、生活スタイルの確保などに幅広く対応していくことをいいます。
 これまでも、緩和ケアが心や身体の苦痛を改善し、人生・生活内容の質を向上させることが各国の研究結果で明らかにされてきました。
 世界でも認められている医学誌、ニューイングランドジャーナル・オブ・メディスンでは、「抗がん剤治療に早期から緩和ケアを併用することで、有意な延命効果が得られる」との発表が掲載され、緩和ケアの持つ力が一層の注目を浴びています。
熊本県内で緩和ケア病棟のある病院

在宅療養支援診療所・病院について
 地域における患者の在宅療養の提供に主たる責任を有するもので、在宅医療を提供する患者からの連絡を24時間体制で受け、いつでも往診・訪問看護を提供し患者の診療情報を集約する機能を果たす診療所のことをいいます。
在宅医療のページへ

終末期ケアについて
 がん末期の患者に対する看護や疼痛緩和及び看取りのことをいいます。
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がんを予防する

 「うちはがんの家系だから・・・」などとよく耳にしますが、がんになりやすいかどうかは、家系等という、いわば 「"もって生まれた遺伝的な影響?”」 が大きいのでしょうか。 そうだとすれば、「がんは予防することなんてできないのではないか・・・」と思いますよね。
 しかし、多くの研究によって、がんは、喫煙、飲酒、食事などの生活習慣ががんの発生に大きく影響を及ぼすことがわかってきました。
 がんは、「"もって生まれた遺伝的な影響”」等とあきらめる必要はありません。生活習慣の見直しによって予防できるものも多いようです。
 がんは「怖い病気」という考えに間違いありませんが、その気になれば、生活習慣の見直しや検診などによる早期発見で、「予防も可能な病気」といっても間違いではありません。
 まずは、日ごろの心がけでがんを防ぎましょう。
がんを防ぐための12か条(公益財団法人がん研究振興財団より)
1 タバコは吸わない
2 他人のタバコの煙をできるだけ避ける
3 お酒はほどほどに
4 バランスのとれた食生活を
5 塩辛い食品は控えめに
6 野菜や果物は豊富に
7 適度に運動
8 適切な体重維持
9 ウイルスや細菌の感染予防と治療
10 定期的ながん検診を
11 身体の異常に気がついたらすぐに受診を
12 正しいがん情報でがんを知ることから
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がんの状況について

 熊本市では、昭和51年から、がんが死因の第1位となり、その後も環境の変化や高齢化に伴い、がんによる死亡者数は増加傾向にあります。国や市もさまざまな対策を実施し、ある程度の成果を収めてきたものの、がんは依然として市民の生命及び健康にとって重大な課題となっています。
 加齢によりがんは発症リスクが高まりますが、高齢化が進むことで、今後もがんによる死亡者数が増加していくと推測されるところです。
 しかし、がんは、生活習慣の改善等で予防を図ることができたり、診断と治療の進歩により早期発見・早期治療が可能となってきたりと不安なことだけではありません。がんについて正しい知識を持ち、そして行動することで死亡率は確実に下がります。

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がん検診を受ける

 生涯のうちにがんに罹る可能性は男性の2人に1人、女性の3人に1人とされ、熊本市のがん死亡者数は、年間約1600人で死亡者数全体の約3割を占めています。
 2人に1人はがんに罹るって、どう思いますか?
 がんは他人事ではなく、誰でも発症する可能性があるのです。
 また、早期のがんは症状がない場合が多く、逆に、痛み等の症状が出た段階にあっては、もう既に進行していることがあります。
 がん検診は、症状のない方を対象とし、早期がんの発見を目的として行うもので、早期に発見できれば、完治の可能性も高くなります。
 積極的にがん検診を受け、早期発見に努めて下さい。
熊本市が行う各種がん検診
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がんに関する保健統計

 熊本市では、がんは昭和51年から死因の第1位です。以前は、胃がんが多かったのですが、近年増加しているのは男女とも肺がんや大腸がんです。
 また、乳がんは女性がかかるがんの第1位となっており、亡くなる方も少なくありません。特に、乳がんの発症等は働き盛りの40歳代が多く、検診等を受けて早期発見に努めることが大変重要となります。

 ○主要死因別死亡率(人口10万対)の推移(熊本市)

 ○死因別・性別にみた死亡数、死亡率(人口10万対)(H21熊本市)

  死亡数 死亡率
総数 総数
食道の悪性新生物 51 45 6 7.5 14.1 1.7
胃の悪性新生物 160 97 63 23.5 30.3 17.5
結腸の悪性新生物 160 73 87 23.5 22.8 24.2
直腸S字結腸移行部及び直腸の悪性新生物 61 36 25 9.0 11.3 6.9
肝及び肝内胆管の悪性新生物 200 137 63 29.4 42.9 17.5
胆のう及びその他の胆道の悪性新生物 92 40 52 13.5 12.5 14.4
膵の悪性新生物 112 60 52 16.5 18.8 14.4
気管・気管支及び肺の悪性新生物 337 221 116 49.6 69.1 32.2
乳房の悪性新生物 74 0 74 10.9 0 20.6
子宮の悪性新生物 27 0 27 7.5 0 7.5
白血病 59 28 31 8.7 8.8 8.6
合計 1672 932 740 246.0 291.5 205.6
※悪性新生物によるものを抜粋
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熊本県・国の取り組み

 熊本県では、がん対策基本法(平成19年4月施行)に基づき、平成19年11月に「熊本県がん対策推進計画」(平成20年4月~平成25年3月まで)が策定されました。
 平成25年度から平成29年度までを計画期間とする「第2次熊本県がん対策推進計画」の中で、「がん患者を含む県民が、がんを知り、がんと向き合い、共に支え合う社会」を目指しています。
熊本県が行うがん対策(平成20年4月~平成25年3月まで)の詳細
国のがん対策について
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